食の学問をマスターする

国際食学協会が認定する資格であり、学習プログラムを通じて、食学を学びます。
食学とは、食に関する学問全体を意味し、栄養学や民間療法など、学問として確立された分野以外にも、世界中にある民間療法も含んでいます。
栄養士などと違い、民間の資格などの、仕事で必須というものではありません。

しかし食に関して広く学んでいけるので、美容や食に関係する仕事で役立ちます。
エステサロンや、美容スクール、飲食店などの方におすすめです。
メニューを考えるとき、健康的な食事を考えるとき、デトックスに役立てるなどの使い方が出来ます。

資格を取得すれば、食学を広めるための、教室のオーナーとして活躍も可能です。
国際食学協会は食学士の育成にも力を入れており、少人数の教室やカフェで教室を開催する事も出来ます。
わざわざ教室を用意しなくても、サロンやカフェ、自宅で開催も可能です。

いくつか資格には種類がある

食学士の資格を取得するならば、国際食学協会が行っている、学習プログラムを修了しないとなりません。
ただ受講は通信講座で、自宅でも行えるので、どこにいても資格取得は可能です。
ただし食学士にはいくつか種類があり、細かく分かれているので、自分がどのレベルの資格を取得したいか、まずは考えてみましょう。

・A級プログラム

食学士の資格を取得する方は、まずはこのレベルから取得します。
しかし3つのジャンルに分かれており、食学の基本を学ぶ食学A級、食学の基本に加えて、体を整える食事を学ぶ美容食学A級、マクロビオティックの基本を学ぶマクロビオティックA級があります。
受講条件に制限はなく誰でも受講できますが、3つの中からどれか1つを選んで取得していきます。

・準食学士対応プログラム

A級で学んだ内容を、更に深く広く学習していきます。
食学士教室で講師として活躍していきたい人には、講師としてのノウハウも学ぶことが出来ます。
このレベルの資格を取得するには、A級レベルのどれかを取得していないとなりません。

・食学士対応プログラム

食学について、さらに深く広く学んでいきます。
このレベルの資格を取得して、はじめて食学士と言う名前の資格を取得できます。
ただ資格取得には、準食学士の資格を取得していないとなりません。

資格を取得するためには、このようにしてA級から順番にステップアップして取得していきます。
ただしそれぞれのレベルの資格を取得するための、講座受講料は30万円近くと安い値段ではありません。
他の食育に関する資格と違い、安易に簡単に取得できるものではないので、まずは自分にとって役立つか考えてから、取得することになるでしょう。
最終的に認定証を発行され、それをもって資格取得となります。