食のコミュニケーションを学ぶ

食育コミュニケーターは、食を通じてのコミュニケーションを学んでいきます。
それによって、相手への思いやりの心、企画力を兼ね備えた人材として、企業で活躍できる人物を育成します。
他の食育関連の資格と違い、はっきと企業で役立つ資格として定義されており、食品メーカーや飲食店、販売店などで働く人に役立つ資格です。

資格を得ることによって、お客様視点の食を提案し、お客様のニーズに合った情報や商品を提案します。
また、お客様のニーズに応えるために、説明する力や、要望を聞く力も養います。
企画力、コミュニケーション力、人間力を養うための資格であり、企業で働くと多くの場合は誰もそのような事は教えてくれませんので、仕事で役立つ資格です。

たとえば、小売店であればお客様とコミュニケーションしながら、商品を提案するような力を身につけます。
食品メーカーであれば、食育に関する企画提案を行い、お客様視点の商品開発をしていくための、知識を得られます。
どうしても、食育というと広い範囲になっているので、何から学んでいけばよいかわからないこともあります。
そんな人のために、順序立てて、食育のことを学んでいけるようになっています。

いくつかの講座がある

食育コミュニケーターは、個人向けや法人向けと、いくつかの講座があります。
どの講座に関しても、受講後は、認定証や認定カードが発行され、試験はなく、受講するだけで資格を得られます。

・スターター講座

資格を取得したい方が、最初に受けるとよい講座です。
1日6時間の講習が2日間にわたって開催され、生産や流通での食育、食の楽しさなどの知識以外に、ワークショップを行い実践講習もあります。

・プログレスコース

食育の基本を学び、ワークショップや研修など実践的な内容も行われます。
1日だけの講習となり、2時間ごとに、講座1から3まであります。

・企業プラン

こちらは法人向けの講習となっており、出張講習です。
常に開催しているわけでなく、企業から要請があれば、出張講習を行います。
1日6時間の講習を3日間行われます。
企業のニーズに合わせて、上記の講習よりも、より実践的な内容となっています。
食に関する深い知識、安全な食の提案、健康に配慮した食の提案などについての講習が行われます。

プログレスコースはオンライン講習となっており、スターター講座は大阪、東京、高知の会場で開催されます。
受講資格に制限はなく、講座を受講すれば、誰でも資格を得ることが出来ます。
特に企業で働く人にお勧めの資格であり、スーパーや飲食店、食品メーカーで働く人に、役立つこと間違いないでしょう。
講習受講料は若干高いですが、すでに4000名近くの資格所有者がいます。