ITサービスマネージャはIT企業の中でも特に重要視される人材として注目を集めています。
非常に専門的な分野となり、情報システムに関しての安全な管理はもちろん、この他にも万が一障害が発生してしまった時に対処していく立場となります。
そのためこの資格を持っているだけでIT関係におけるサービス提供には安全性と信頼性がある確立されているほどです。
そのため合格率そのものは決して高くありませんが、実務経験をはじめとして、その他にもIT 関係の資格所持者がほとんどなため、加えて専門的な勉強をすることで合格を目指すことができます。
細かな仕事内容としては、前出した以外にも全体的な設計を行うことやプロジェクト開発などが中心となります。
全体的に効率の良いシステムの運用管理を考えながら働いていくものとなります。
試験にはしっかりとした勉強が必要
試験内容は午前と午後に分かれていて、それぞれで時間が決まっています。
午前中は多択式の問題となっており、1は30門試験に2は25問となっています。
午後は記述式、そして論述式となっていて、試験1では90分の記述式問題が出題されます。
試験2では論述式の問題が120分に3門出題されることになっています。
合格基準は午前で100点満点中の60点以上、午後1の試験で100点満点中の60%以上が合格とライン分けされていて、合格ラインは良心的となっています。
テクノロジ系やマネジメント系、さらにストラテジ系の細かくジャンル分けされた問題が午前1では出題されます。
午前2では上記したジャンルの中からさらに専門的な問題な出題がされることになっています。
午後の問題では、ITサービスマネジメントにおける広告に関しての問題やセキュリティ管理等に関して、さらに、カスタマサービスに関しての問題が出題されることになっています。
取得していれば午前の試験1が免除されるもの
下記でご説明する資格において合格していると申請することによって、その後2年間は午前試験の1が免除されます。
免除に該当するのは、ITストラテジリストやシステムアーキテスト、プロジェクトマネージャ試験などになります。
このほか、ネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリスト、エンベデッドシステムスペシャリストも免除の対象となっています。
試験の申し込みに関しては、インターネットで4月の中旬から下旬頃郵送では7月の上旬から中中ごろまでとなっています。
日本全国にいくつかの受験場所がありますので足を運べる試験会場選びましょう。まだ受験後の発表については、1月の中旬頃となっています。
こちらの資格は専門的な知識を身につけていなければなりませんので、独学はもちろんですがその他にも関係する資格を取得する際の勉強内容なども必要になります。
受験資格に制限がありませんので、独学でも合格を目指すことができますが、そのためには独学であれば非常に多くの専門テキストなどを必要とします。
通信で勉強することができるスクールなどがあるのでそういったスクールを活用していくと良いでしょう。