インターネット業界で働いていく中で心動かされる資格はたくさんあります。
その中でもプログラマやシステムエンジニアといった職業で活躍していきたいと思っている人に受験した方が良いと言われているのが基本情報技術者となります。
こちらの資格は独学でも受験資格を得ることができるため、1年間で10万人を超える人々が受験をしているといわれています。
以前の名称は情報処理技術者試験というものでしたが、近年では新しい名前に変更され多くの人々が資格の取得をしています。
IT事業においてどれだけの基本情報の力を持っているのかというのは、これからの就職において非常に重要な部分といえます。
またスキルアップを考えていく中でもやはりこちらのように基本的な資格を持っていることで今後の職場選びが変わってきます。
試験は午前と午後に分かれている
試験そのものは午前中と午後で行われ、試験会場は全国にあります。
実施される日時等に関しては、それぞれの会場であらかじめ調べておくようにしましょう。
午前中は4択式の問題が80門となっており、約50分間の間で試験を受けます。
午後は長文の叩く選択問題が7門となっており、こちらも150分で行われています。
どちらも100点満点中60点以上で合格となり毎回の試験での合格率が25%前後となっています。
試験を受けてからおよそ1ヶ月程度で合否発表が行われ、合格者には合格証が送付されることになっています。
また試験当日の夕方6時頃になると試験解答が発表されますので、自分の回答と照らし合わせてみると合格しているかどうかをある程度把握することができるでしょう。
社会に出る前の学校でも様々な恩恵が受けられる
この資格を取得することによって就職で様々なメリットがあるのですが、就職する前に多くの大学で優遇される部分があります。
大学では単位の認定を行いますが、ここでの単位を認定する際に非常に有利となります。
また、その他大学に入る前の段階でこちらの資格を持っていると、入試を受ける際にも優遇されるといった学校もあります。
その後、就職活動を行っていく中で資格を持っていれば当然ながらアピールすることも可能です。
入試や就職で有効的に使える点でとても魅力的な資格といえるのではないでしょうか。
就職に関しては、資格手当てを得られたり専門的な知識を持っているとして任される業務内容も増えるメリットがあります。
独学で学んで試験が受けられますが、書店で販売されているテキストとともに、これまでの過去問題などを積極的に行っておくと、合格率もアップします。
また近年ではスマートフォンのアプリケーションをはじめ、ポータブルゲーム機でもこちらの資格取得に役立つものがあるので自分の空き時間でどんどんと学ぶと良いでしょう。