PMPというのはプロジェクトマネジメントの知識や指導、構築をしていくといった立場において必要な資格となっています。
そのため、受験資格には一定以上の実務経験があることや公式のプロジェクトマネジメントを研修している、また受講している必要があります。
試験そのものはコンピュータで行われるのですが、決まった時間の中でたくさんの4択問題を解いて行くものになっています。

出題される内容や合格率について

試験で出題される問題については、プロジェクトの立ち上げやプロジェクトの計画実行、その他にも監視コントロール、さらにプロジェクトの終結などがあります。
それぞれの試験によって上記した内容がどの程度の割合で出題されるかは違っています。

またこちらの資格に関しては、合格率は決して高いものではなく、何度もチャレンジする人がたくさんいるようです。
この資格は日本で発足したものではなくアメリカが発足したものとなっているのですが、3年ごとに更新し維持していく必要があります。
ある意味ではそういった部分で生涯学習が必要な資格とも言えるでしょう。

資格維持するための研修を始めとして、勉強内容にはPDUと呼ばれている単位が設定されています。このPDUを3年間のうちに60ポイント以上取得することによって、資格の更新ができるようになっています。
反対に60ポイント以上が取得できなければ資格を取得したという権利そのものが消失してしまうことになります。

資格を取得した後、活躍できるのはどんなところ?

この資格は、上記の通りマネジメント部分において非常に役立つ資格ですから、IT関係の仕事であればどの会社でも活躍できる可能性があります。
国際資格としての知名度も高く合格率もさほど高くないことから、優遇されるのは間違いないでしょう。

実際の求人情報なども非常に多く、外資系での会社を始めITを扱っている会社であれば就職が可能となります。
プロジェクトマネージャというのはIT企業においての管理職ともいえる位置づけですから、組織そのものをしっかりと牽引していけるような立場として働くことができます。

またこの他にもインターネット上でパソコンの操作を始め、IT関係のサービスフローなどをしていく企業でお客様に対しての接客を行う立場でも働くことができるでしょう。
社内では若手社員を育成する立場となることがほとんどで、安定したプロジェクトそのものも維持していくために活躍していきます。

できるだけスピーディーに資格の取得を目指すのであれば、認定教育機関でのプログラムを受講すると良いでしょう。
試験そのものは短時間の中で非常に多くの問題が出題されますので、スピーディーに正しく問題を解いていく力をつけておく必要もあります。