より転職・就職を有利に

不動産関係へ転職したいと考える場合、やはり「資格を」と考える人が多い様です。
不動産関連の仕事の中には、必ずしも資格を必要としないものもありますが、それでも資格があることで、より転職・就職が有利になるというのは事実。

だからこそ、不動産関連の仕事をしたいと考えている人の中には、資格取得を求める人が多いのです。

ここで、どんな資格・スキルを求めている人が多いのかについてお話をしてみましょう。

求められる資格

第1位は宅地建物取引主任者。
いわゆる「宅建」ですね。
おそらく、「宅地建物取引主任者」という名称よりも、「宅建」の方が解りやすいという人は多いでしょう。
さて、宅地建物取引主任者ですが、これは不動産売買や賃貸契約に関する資格です。
不動産は、私たちが知らないような決め事がたくさん絡んでいるもの。
それを仲介する人間は、これら「不動産関係の資格」について、すべてを知っていなければなりません。
そういう意味で、つくられたのが宅地建物取引主任者の資格です。
この宅地建物取引主任者という資格は、不動産業を営むのであれば、5人に一人は必ず持っていなくてはなりません。
不景気の中でも、相変わらず不動産業界を目指して仕事をする人は多いので、この資格が人気なのでしょう。
また、余談ではありますが、転職や就職を考えてはいない人でも、この資格を取得するために努力をしている人もいます。
不動産の知識は、日常生活の中でも必要とされるものですからね。

第2位は、エクセル・ワード。
不動産を管理するにおいて、エクセルやワードは必須です。
土地や建物の情報を管理するために、基本知識としてこのスキルを高める人は多いみたいですね。
もはや、エクセルとワードが必要ない企業はないのかもしれません。

第3位は、普通自動車免許。
「不動産屋」というと、店舗にいるイメージも高いのですが、実は車を運転することが多い職業でもあります。
賃貸物件にしても販売物件にしても、現地を見に行かなくては購入するかどうかを決めることはできないでしょう。
その時は車を使うことになりますので、自動車免許の取得は必ず必要です。

4位は建築士。
不動産のことを説明するために必要なのが、建物に関する知識です。
たとえば、マンションであれば重量鉄骨なのか計慮鉄骨なのか、そのメリットはどんなところにあるのかなど、知らなくてはならないことは山ほどあるでしょう。
だからこそ、建物に関する基礎的な部分を学べるこの資格が人気なのです。

他にも、ファイナンシャルプランナーなどの資格が人気の様ですね。
不動産業界で求められるスキルは、販売から接客、建物に関する知識まで本当に様々です。