仕事というのは一人でするものではなく、誰かと一緒に行うもの。
だからこそ、円滑な人間関係を築けるかどうかというのは非常に重要なカギになります。
このチームワークに関しては、黙っていて身に着けることができるものではなく、
自分である程度訓練をすることが必要。もしあなたがチームワークを身に着けたいと思い、
また「どのくらいのチームワークがあるのかを知りたい」のなら、
検定を受けることをお勧めします。資格ではありませんが、自分の明確な立ち位置を知ることができます。
ケア・コミュニケーション検定
福祉や医療の世界で使うことができる検定のことです
ケア・コミュニケーション検定という検定をご存知でしょうか?
ケア・コミュニケーション検定は、福祉や医療の分野で活躍する人のための検定。
仕事をするならどこにおいてもコミュニケーション能力が重要になりますが、特にそれが顕著なのが医療・介護の分野です。
医療や介護の分野では、患者の治療のためにチームを組んでコミュニケーションをとっていかなければなりません。なぜなら、一人の患者の命を救うために多くの分野の力が必要となっているためです。
誰がどんな治療をしたのか、今後の治療計画はどうするのか、そういった患者の治療についての情報をしっかり共有していくことができるようなコミュニケーション能力を育てていかなければならないのです。
また、医療関係者同士のコミュニケーションだけでなく、患者本人やその家族とのコミュニケーションを持つことも必要になります。病気になった本人が今後の自分に不安を感じるのはもちろんですし、家族だって多くの不安を抱えることになりますよね。
単にコミュニケーションをとるだけでなく、励まして安心させてあげられるような力も必要。
そういったことを考えると、医療関係者や福祉関係者に求められる能力というのは非常に高いものになります。
だからこそ検定を受ける
ケア・コミュニケーション検定では、その人がどの程度のコミュニケーション能力を持っているかを検定します。
どんな分野であっても、しっかりとしたコミュニケーション能力を持っていることは必要不可欠なことになるでしょう。
医療分野や福祉分野でも、「できればコミュニケーション能力が高い人を雇いたい」と考えているはず。
もちろん、実践と試験ではいろいろと異なる部分が出てきますが、
この試験を受けることで「自分の能力を客観視できる」ということに繋がります。
医療チームに必要なチームワーク
コミュニケーション能力は、ひいては医療チームに必要不可欠なチームワークを作ることにもつながります。
就職や転職のためにこの検定を受けるのではなく、自身のスキルアップのために受けてみるというのもいいのではないでしょうか。
自分がどの程度のコミュニケーション能力を持っているのかをしっかりと知ることができますので、
自分の力を客観的に知りたいと考えている人にもおすすめですね。