履歴書の写真を適当に撮影するのはNG

履歴書に必ず添付することになるのが証明写真です。
履歴書向けの写真のサイズは横3cm✕縦4cmときっちりサイズが決まっており、写真館での撮影はもとより、ボックスで撮影できるスピード写真でも履歴書サイズを指定できます。

なお撮影した写真を添付するときには、万が一剥がれてしまった時のために裏に氏名を記載しておくようにしましょう。

高校生や大学生のとき、アルバイト用面接のために初めて履歴書用写真を撮影したという人もいるのではないかと思います。

しかし就職活動のために履歴書を作成する場合には、1通だけでなくかなりの数を作成することになるでしょう。
そのためいちいちスピード写真に行ってプリントアウトをするというのはちょっと効率が悪く、出来上がるまでどんな写真写りになっているかがわからないという問題があります。

そのため就職活動に使用する写真では、きちんとした写真館に行って、プロのカメラマンさんから写り方の指導を受けながら渾身の一枚を撮影してデータを残し、それを一気に複製できるようにするのがよい方法と言えます。

最近では自宅でもかなり高品質の写真が撮影できるようになったことで、自分で証明写真を撮影するという人もいるようです。

ですが証明写真では背景がブルー・白・ライトグレーのいずれかでなくてはならず、ヘアスタイルを含めて頭が切れているてはならず、肩幅がわかるようになっていなければいけないなど細かいルールがあります。

よほどカメラの腕前に自信があり、自宅にキレイに撮影できる設備があるということならよいですが、普段あまりカメラを使用しない人は大人しく写真館に行って撮影してもらった方がよいと言えます。

好印象となる証明写真の撮り方

証明写真においては、歯が見えるほど笑ってはいけないなどのルールがあります。
前髪やヘアスタイルでフェイスラインがわからなくなっていたり、化粧が濃すぎて元の顔がわからないというようなものも基本的にはNGとなります。

就職活動用に使用する場合には、できるだけ自然なままの顔で撮影するようにします。
女性ならばナチュラルメイクにおさえ、男性ならばライトを浴びて顔がテカらないようにウェットティッシュで顔を拭いておくなど工夫をしましょう。

ニッコリ笑う写真はNGですが、軽く口角を上げて微笑むような表情を作るのはOKです。
撮影ではできるだけスーツをきちんと着用し、清潔感が感じられる髪型にまとめておきましょう。

パソコンに詳しい人ならば写真館で撮影したデータを画面上で編集しプリントアウトをすることで、いちいち現像をしなくても自分の写真が添付された履歴書を大量に複製することができます。